トレンドブログで芸能人の記事を書いてるんだけど、みんな書いてるし大丈夫だよね?

ちょっと待った!トレンドブログで芸能人の記事を書く時には、色々と注意点があります!最悪訴えられる可能性もあるので、この記事を読んでから書くようにしてください!
実際に私も芸能系の記事などを書く『トレンドブログ』を実践していた時期があります。
芸能人の記事はアクセスがたくさん集まりますし、初心者にとっても書きやすいネタだと思います。
しかし!芸能人だからと言って何を書いてもOKという訳ではありません。
今回は、実際に芸能事務所から削除依頼がきた私の実体験や、芸能人の記事を書く際の注意点について解説していきます!
- 芸能事務所からブログ記事の削除依頼が来た経験談とその対応
- 芸能人の記事を書くときの注意点3つ
芸能事務所からブログ記事の削除依頼が来た経験談
私がトレンドブログを実践していた時に、結構芸能系の記事を書いていました。
芸能人の記事を書いていた理由としては、ブログを教えてもらっているメンターに勧められたからです。
初心者でもアクセスが集めやすいですし、無数にアクセスを集められるキーワードが点在しているのが芸能系のジャンルです。
実際に私も、芸能系の記事を書くことで、月に30万PVくらいは集めることができていました。
外注さんを雇って月に100記事くらい入れていた時期もあります。
しかし、ある日突然、芸能事務所から削除依頼のメールが来ました。
実際の文面は見せることができませんが、こんな感じのメールです↓
『◯◯◯(ブログ名)』運営者様
貴サイトで弊社所属タレント***(タレント名)に関する記事を掲載されていますが、貴サイトの@@@(記事のURL)に記載されている
・「△△△(記事の内容)」
・「□□□(記事の内容)」
上記の部分は事実とは異なる内容であり、誹謗中傷と判断いたしました。
3営業日以内に当該記事、および弊社所属タレントの記事全てを削除したうえで、サイトトップページに誤った内容を記載した旨と謝罪の文面を1ヶ月間記載してください。
記事削除がされない場合、また謝罪文面が掲載されない場合は法的措置を取らざるを得ませんのでご了承ください。
いきなりこのメールが来たら、めっちゃビビりますよね^^;
即刻当該の記事は全て削除して、謝罪の文面も掲載しました。
即謝罪メールを返信したので、
迅速な対応をありがとうございます。
みたいな返信も来ました。
削除依頼が来た記事の内容
ちなみに、削除依頼が来た記事の内容は詳しくは伏せますが、「噂」みたいな感じの内容です。
ただし、その噂自体が法律に違反するような内容(例えば薬物をやってるとか、犯罪を犯したことがあるみたいな)のものではなく、ぶっちゃけ『誹謗中傷』と思われるような内容ではなかったと思います。
しかし、芸能事務所的にはNGな内容だったんでしょう。
でもよくよく考えれば、削除依頼をして来た芸能事務所は、とても素晴らしい事務所だと思います。
最近も事務所やテレビ局がタレントを守らなかったことで、悲しい事件が起きたこともありましたよね。
あのような事態にならないためにも、ちょっとでもタレントさんが嫌な気持ちになる内容を削除依頼するというのは、芸能事務所として素晴らしい行為だと思うからです。
削除依頼に対するメールの対応
芸能事務所から記事の削除依頼が来た場合、びっくりしてなんて返信したら良いかわからないという方も多いと思います。
私はこんな感じで返信しました↓
◯◯◯(芸能事務所の名前) △△△(担当者の名前)様
この度は◯◯◯(芸能事務所の名前)所属の***(タレントの名前)様の名誉を傷つけるような記事を掲載してしまったこと、心よりお詫び申し上げます。
当該記事はすでに削除しており、トップページに謝罪の文面も掲載しております。
今後◯◯◯芸能事務所の名前)の所属タレントに関する記事は、一切掲載しないことをここにお約束いたします。
不快な思いをさせてしまい、大変申し訳ございませんでした。
先方からの問い合わせの内容にもよりますが、文面はこんな感じでOKだと思います。
とにかく、やってしまったことに対してお詫びをして、二度と同じことはしないと約束する文面があれば、こちら側の誠意も伝わると思います。
もちろん、当該記事はすぐに削除してくださいね。
その後訴えられることはありませんでした
ちなみに、記事はすぐに削除し、先方の意向に沿って謝罪文なども掲載したため、訴えられることはありませんでした。
しかし、今回は記事内容が比較的ライトなものだったため、訴訟にならなかっただけだと思います。
例えば、
- 芸能人の◯◯◯は大麻をやっている
- 芸能人の△△△は裏社会と繋がりがある
みたいな、根も葉も無い犯罪に関する噂のようなものだった場合は、削除依頼をすっ飛ばしてそのまま訴訟に発展する可能性もあります。
芸能人は『イメージ』で売っている職業なので、このようなイメージダウンに繋がる内容の記事を書かれたら、その芸能人のイメージや好感度に直結してしまいます。
その芸能人のイメージを悪くする内容を書くということは、いわば『営業妨害』になるわけです。
実際過去には、ある芸能人が覚醒剤を使用しているなどという記事を掲載した人物が書類送検された事件もありました。
また、ブログ記事に限らず、芸能人の名誉を傷つける内容の記事を書いて販売した週刊誌の記者が訴えられたというケースもたくさんあります。
サイトや雑誌に掲載してしまったものは、もう元には戻せません。
たとえ削除したとしても、そのサイトや雑誌を見た人の記憶全てを魔法のように消せるわけではないからです。
すでに実害が発生している場合は即刻訴えられるということも十分あり得るので、芸能人の記事を書く時には注意してくださいね。
芸能人の記事を書く時の注意点3つ
実際に芸能事務所から記事の削除依頼がきた経験から、芸能人の記事を書く時の注意点について解説していきます!
主に気をつけるべきは以下の3つです↓
- 不確かな情報は書かない
- 少しでもネガティブなイメージになる内容は書かない
- 外見に関する内容は書かない
1.不確かな情報は書かない
注意点1つ目は、不確かな情報は書かないということですね。
いくらその情報に信憑性があったとしても、その芸能人に直接聞いて内容を確かめたわけではないのですから、ほとんどすべての情報は『不確かな情報』になるわけです。
例えば、
- 俳優Aと女優Bが交際している
- 芸人Cと芸人Dは不仲で共演NGだ
みたいな内容も、誹謗中傷ではありませんが、その芸能人の仕事に影響する可能性だってあるわけです。
また、このような不確かな情報を掲載したところで、得する人って誰もいませんよね。
誹謗中傷ではないとしても、不確かな情報は書かないようにしましょう。
2.少しでもネガティブなイメージになる内容は書かない
注意点2つ目は、少しでも当該の芸能人がネガティブなイメージになる内容は書かないということですね。
例えば、
- 俳優Aは演技が下手だ
- タレントBは面白くない
みたいな内容も、あくまで『批評』なので、執筆するのは自由です。
演技が上手いとか下手とか、そういうのは個人の意見なので、誹謗中傷にはなりません。
しかし、こういう批評ってツイッターとかにも山ほど書かれているんですよね。
なので、あえてブログ記事で名指しで書く必要はないかなーと思います。
3.外見に関する内容は書かない
注意点3つ目は、外見に関する内容は書かないということですね。
例えば、
- 芸人Cは最近ハゲてきた
- 女優Aは整形しているのかもしれない
みたいな内容ですね。
整形していると断定したらそれは誹謗中傷になっちゃうので論外ですが、外見に関することも書かない方がいいと思います。
外見のことって、他人が思っている以上に本人は気にしていることだってありますし、誰だって他人から言及されたら良い気はしないですよね。
反対に、
- 俳優Cは日本一イケメン!
- 女優Bは20代の女優さんで1番かわいい!
みたいなポジティブな内容だったら全然良いと思うんですけどね。
まとめ:ポジティブな内容を書くのが1番
今回の記事では、実際に芸能事務所から記事の削除依頼がきた経験談や、芸能人の記事を書くときの注意点について解説しました!
個人的には、芸能人の記事自体が結構リスキーなので、芸能系の記事を書くのはやめた方が良いと思います。
一昔前のアドセンスブログの手法では、芸能系の記事を書くという手法はすごくメジャーな手法でしたが、現在は徐々に『個人』に関する記事を書くことのリスクが高まっています。
もしどうしても芸能系の記事を書きたいという場合には、ポジティブな内容を書くのが1番だと思います。
- 俳優Aさんは演技が上手い
- 女優Bさんはめちゃくちゃ美人
- タレントCさんは面白くてバラエティ番組に引っ張りだこ
みたいな内容ですね。
ネガティブな内容やタイトルは、確かに検索ユーザーを引き付けるのでアクセスは集めやすいですが、その芸能人の気持ちになったら良い気がしませんよね。
ブログは相手の顔が見えないので、ついつい過激なことも書いてしまいがちです。
しかし、芸能人も1人の人間で、そのブログを見て傷ついて悩んでしまう可能性だってあるのだということを忘れないようにしましょう。
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