ブログ記事をたくさん書いたんだけど、全然アクセスが来てない記事があるんだよね〜

そういう時は、記事削除をすることでブログ全体の『質』を高めることができます!
ブログを始めたばかりの初心者の頃に書いた記事で、全然アクセスがない記事をそのまま放っておいていませんか?
質の低いコンテンツをブログに放置したままにしていると、ブログ全体の評価を下げられてしまう原因になりかねません。
そこで、ブログ記事を適切に削除することで、ブログ全体の質を向上させ、SEOで良い評価をもらえるようにしましょう!
今回の記事では、ブログ記事の削除の判断基準や、削除する際のポイントについて紹介していきます!
- ブログ記事を削除するとSEOに効果がある理由
- ブログ記事を削除する際の判断基準4つ
- ブログ記事を削除する前にチェックするポイント3つ
- ブログ記事を削除する際の注意点2つ
ブログ記事を削除するとSEOに効果がある理由
まずは、ブログ記事を削除すると、なぜSEOに効果があるのか?その理由について解説していきます。
記事削除によってSEOに効果があると言える理由は以下の3つです↓
- 低品質なコンテンツを削除することで、ブログ全体の評価が高まる
- 重複記事の削除でSEOでの評価が高まる
- 記事ジャンルを絞ってブログ構造を整える
低品質なコンテンツの削除によりブログ全体の評価が高まる
ブログ記事を削除することがSEOに効果がある理由として、低品質なコンテンツ(記事)の削除により、ブログ全体の評価が高まるという理由があります。
例えば、
- 文字数が極端に少ない・情報量が少ない記事
- 他のブログと似通った記事・コピーコンテンツ
などの場合、基本的にGoogleから低品質なコンテンツと見なされます。
低品質なコンテンツがあると判断されると、ブログ全体の評価も下げられてしまう原因になります。

このような低品質なコンテンツを削除して記事を整理することで、ブログ全体の評価を底上げすることができます。
重複記事の削除でSEOでの評価が高まる
また、自分のブログの中で、似たような記事が重複している場合もブログ全体の評価を下げられる原因になります。
特に注意が必要なのは、アフィリエイトの訴求記事などですね。
商品説明をする文章やセールスライティングの型が似ていると、どうしても似通った記事が増えてしまいます。
似たような記事が増えると、Googleは重複記事が多くあるブログと評価するため、ブログの全体的な評価を下げられる原因になります。
このような重複記事を削除することで、極力重複記事を減らし、SEOでの評価を高めることができます。
記事ジャンルを絞ってブログ構造を整える
3つ目についてはGoogleのアルゴリズムの変動によって若干変わってきますが、2020年現在のSEOで言えば、ある程度ブログの記事ジャンルが絞られていて、ブログ構造が整っている方がSEOで有利になります。
つまり、ごちゃ混ぜブログや雑記ブログと呼ばれるようなブログジャンルよりも、特化型ブログのように、1つのジャンルに絞って記事を書いていく方が、SEOで上位表示しやすいということです。
以前までは網羅的に色々なジャンルの情報を統合している、キュレーション型のサイト(まとめサイト的なもの)の方がSEOで有利でしたが、だんだんと記事ジャンルの統一性が重視されるようになってきています。

ただし、これについては後々またアルゴリズムの変更があるかもしれません
現在の場合はある程度記事ジャンルが絞られている方が良いため、記事ジャンルが全く統一されていない方の場合は記事削除をして記事ジャンルを統一することもSEOで有利に働く可能性があります。
例えば、500記事は映画情報の記事だけど、その他の50記事はガジェット系や旅行の記事などジャンルがバラバラになっているという場合には、その他の50記事を削除して映画情報のブログに統一した方がいいというケースもあります。
ブログ記事を削除する際の判断基準4つ
でも、ブログの記事削除ってなんかもったいなく感じちゃう・・・

確かに、むやみやたらに削除してしまっては、せっかくの稼げるチャンスも逃してしまう可能性があります。なので、最低限以下の基準に沿って記事を削除するか決めてみてください!
記事削除をする大まかな基準は以下の4つ↓
- 月間PV数が20〜30以下
- 今後アクセスが見込めない記事
- 検索順位が圏外
- 現在力を入れている記事ジャンルとあまりにもかけ離れている
1.月間PV数が20〜30以下
まず1つの指標になるのが記事のPV数です。
ジャンルによっても異なりますが、アクセス集めを主としている記事で、月間20〜30PVを下回っているようであれば、削除した方がいいですね。
アフィリエイト記事の場合は要注意
ただし、これがアフィリエイト記事の場合はちょっと事情が違ってきます。
アフィリエイト記事の場合は、たとえPV数が少なくても収益が見込める場合があります。
そのアフィリエイト記事で狙っているキーワードで、検索順位の1〜10位以内に入っている場合は少し様子を見ましょう。
2.今後アクセスが見込めない記事
今後アクセスが見込めないと思われる記事も、削除対象にしてOKです。
例えば、トレンド系の記事の場合は、トレンドが完全に過ぎ去った場合には今後アクセスが見込めないため、削除した方がいいですね。
例えば、最近発売されたPS5の発売に関する記事を書いていた場合、おそらく1年後にPS5発売に関する記事を検索する人ってほとんどいませんよね。
このようなトレンド系の記事の場合は、その後のアクセスが見込めないので削除してOKです。
3.検索順位が圏外になっている
検索順位が圏外になっている記事も、削除対象にしましょう。
検索順位が50位とか60位とか、リライトしても検索順位を上げられないだろうな〜という記事は、削除してしまいましょう。
特に、このような低順位の記事をそのまま放置していると、ブログ全体の評価が下がる原因になります。
記事を投稿してから半年〜1年以上経過しても順位が上がってこない記事は削除対象にしましょう。
4.現在力を入れている記事ジャンルとあまりにもかけ離れている
現在力を入れている記事ジャンルと、あまりにもかけ離れたジャンルの記事も削除対象として考えましょう。
ただし、これはあくまでも
と考えている場合のみです。
今後もトレンドブログや雑記ブログで戦っていきたいと考えている場合は、ジャンルを揃える意味がないのでこの項目は無視してOKです。
もし、現在雑記ブログやトレンドブログを運営しているけれど、今後はジャンルを絞ってSEOでブログの評価を上げたいと思っている場合は、ジャンルがかけ離れ過ぎた記事で、なおかつ収益性が低い記事は少しずつ削除していきましょう。
ブログ記事を削除する前にチェックしたいポイント3つ
ブログ記事を削除する基準について解説しましたが、記事を削除する前にもう一度チェックしたいポイントについて紹介します。
チェックする主なポイントは以下の3つ↓
- 検索順位が上がる可能性があるか
- 内部リンクでキラーページに繋げられないか
- 今後再び注目される可能性はないか
1.検索順位が上がる可能性があるか
まず1つ目は、検索順位が上がる可能性があるかどうかですね。
Googleサーチコンソールで確認すると、意外なキーワードで検索されていることがあります。
記事タイトルと異なるキーワードで検索されている場合は、実際によく検索されているキーワードをタイトルに含ませることで、順位が上がったり、クリック率(CTR)の向上が見込める場合があります。
タイトルの変更などで検索順位が上がる可能性がある場合は、まずは検索順位を上げる工夫を施して様子を見ましょう。

それでも順位が上がらない場合のみ、再び削除を検討してみましょう!
2.内部リンクでキラーページに繋げられないか
2つ目のポイントは、内部リンクでキラーページに繋げられないかという点です。
例えば、自分のブログでたくさんアクセスを集めているキラーページがある場合、キラーページから内部リンクを飛ばすことで、内部リンクで繋げたページにアクセスを流すことができます。
もちろんキラーページと関連性のある記事に限定されますが、現時点でアクセスが少なくても、キラーページに内部リンクを貼ることで検索順位が上昇することもあるので、確認してみてください。

実際に私も、投稿してから全然検索上位に上がってこなかった記事をキラーページから内部リンクで繋げたことで、検索上位に表示できたことが結構あります!
3.今後再び注目される可能性はないか
3つ目のポイントは、今後再び注目される可能性はないかという点です。
例えば、映画やドラマ、アニメの場合ですと、『シリーズ化』されて、また検索需要が高まる可能性があります。
また、『季節性のキーワード』の場合は、一度検索需要が落ち込んでも、来年になればまた検索需要が復活する可能性もあります。
ハロウィン
クリスマス
お正月
ゴールデンウィーク
などのキーワードは、季節性のキーワードなので、翌年以降に再び検索需要が高まる可能性が高いです。
このように、今後注目されて検索需要が高まる可能性がないかというところは、今一度確認してみましょう。
ブログ記事を削除する際の注意点2つ
ここまでチェックできたら、いざ記事を削除してOKです。

ただし、記事を削除するときには以下の2つに注意してください!
- 一気に削除しない
- リンク切れの確認
1.一気に削除しない
1つ目の注意点は、一気に削除しないことです。

私は実際にこれでやらかしました・・・
記事を数十記事など一気に削除してしまうと、インデックスエラーが発生してしまいます。
しかも、エラーの数が多ければ多いほど、Google側のエラーが増え、ブログ全体の評価を下げられる可能性があります。
関係のない他の記事まで順位が下がる・・・なんてこともあり得るので、記事は数記事ずつ、少しずつ削除してください。
noindexしてから削除するという方法も
インデックスエラーが発生することを防ぐために、『noindex』してから削除するという方法もあります。
ワードプレスの投稿画面などで『この記事をnoindexする』という項目があるので、そこにチェックを入れておくことで、事前に記事をインデックスしない状態にすることができます。
noindexしてから記事削除をすることで、記事を削除した後にインデックスエラーになる可能性を低くすることができます。
Googleアドセンスの自動広告の表示数が減る可能性がある
また、記事を一気に削除した時の弊害として、インデックスエラーが起こり、Googleアドセンス広告の自動広告の表示数が減る可能性があります。

実際に私も200記事くらい削除したときに、アドセンス広告が全く表示されなくなりました^^;
インデックスエラーが大量発生することで、Googleでの評価が下がり、一時的に自動広告の数が急激に減る可能性があります。
こうなってしまうと、Googleアドセンス広告の収益も激減するという結果になるので、記事は少しずつ削除してください。
2.リンク切れの確認
記事を削除した後には、必ずリンク切れの確認をしてください。
リンク切れが大量発生すると、これもまたSEOで悪影響を及ぼす原因になります。
特に、内部リンクが切れる可能性が高いので、記事を削除する際に内部リンクも一緒に削除する作業を怠らないようにしましょう。
リンク切れをチェックするプラグインもあるので、事前にプラグインを導入しておくことをおすすめします。
リンク切れを自動でチェックできるプラグインの使い方はこちらで解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね↓
まとめ
今回の記事では、ブログ記事の削除がSEOに効果的な理由や、削除の基準やポイントなどについて解説しました。
記事削除をすることで、ブログ全体の評価の底上げをすることができます。

今すぐ取り入れられるSEO対策なので、ぜひ今回の記事を参考にしてブログ記事の削除を行ってみてくださいね!
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