ブログのライバルチェックってどうするのが正解かよくわからない・・・

初心者の場合は特にブログのライバルチェックのやり方が難しく感じますよね^^;
ブログ記事を書くときに正しくライバルチェックをしないと、1時間も2時間もかけてせっかく書いた記事が全然上位表示されない・・・という原因に。
特に、ドメインパワーが弱いブログ立ち上げ初期の場合は、ライバルチェックはかなり重点的にやっていきましょう!
できるだけライバルがいないキーワードで記事を書くことで、より早く上位表示させることができます。
- ライバルチェックの重要性
- ライバルチェックの具体的なやり方(3ステップ)
ライバルチェックの重要性

ライバルチェックのやり方について解説する前に、ライバルチェックの重要性について解説します!
ライバルチェック=出店調査みたいなもの
ブログ記事におけるライバルチェックとは、飲食店を出店するときなどに行う『出店調査』みたいなものです。
例えば、あなたが経験の浅い無名のシェフで、
フレンチのお店を銀座に出したい!
と思ったとします。
しかし、周りにあるお店が
- フランスで10年間修行してきた超凄腕の料理人がいるお店
- ミシュラン3つ星を4年連続で獲得しているお店
- 半年先まで予約が取れない超人気フレンチレストラン
- 食べログ3.5以上の人気店がゴロゴロひしめいている・・・
みたいなところにお店を出したら、お客さんは来ると思いますか?
・・・答えはNOです。
明らかにライバルが強すぎますよね。
もしあなたが『出店調査』を行わずに、出店費用に1000万円をつぎ込み、家賃50万円の店舗を借りてフレンチレストランを出店したらどうなるでしょうか?

完全に赤字で1年以内に潰れます。
ライバルが強い時は?【答え:避ける or ターゲットを変える】
でもフレンチのお店出したいのに!どうしたら良いの?
もしこのような状況でも、まだフレンチのお店を出店したい!という夢がある場合は、
- ライバルがいない地域に出店する
- ライバルと違う客層を狙って集客する
という2つの逃げ道が残されています。
ライバルを避ける
例えば、銀座には超人気店がひしめき合っていますが、新橋にはそんなにフレンチのお店がないとします。(これはあくまでも仮想の話です)
そうしたら、ライバルがいない新橋にフレンチレストランを出店した方が、お客さんの来客が見込めますよね。
ライバル店とは違う土俵で戦うという選択です。
ターゲットを変える
どうしても銀座にお店を出すのが夢なんだ!みたいな人だったら、ターゲットを変えるのも1つの手段です。
例えば、ライバル店は客単価2万円以上する高級フレンチレストランばかり・・・という場合は、若い女性同士やファミリーでも気軽に訪れることができるリーズナブルなフレンチレストランを出店すれば、ライバル店の客層とは違った客層を集めることができます。
客単価が低くなるので、その分回転率を上げるなど工夫する必要はありますが、客層(ターゲット)を変えることでライバル店とは違うお客さんを呼び込むことができます。
ライバルが強い場所で真っ向勝負しても勝てません
ブログも同じで、ライバルが強い場所で真っ向勝負しても一瞬で負けます。勝ち目なしです。

ドラクエ8でレベル1しかないのにラプソーンに挑むみたいなもんです。
例えが微妙に古いな
特に、立ち上げたばかりの弱小ブログの場合はドメインパワーも弱いので、ライバルと同じキーワードを狙っても勝つことができません。
勝てないキーワードに何時間も費やして記事を書いても、ただの時間の無駄に終わってしまいます。
なので、必ずライバルチェックをして上位表示を狙えるキーワードなのか確認しましょうってことです。
ブログのライバルチェックのやり方を具体的に解説
ブログのライバルチェックをするときの主な流れは以下の3ステップです↓
検索エンジンをシークレットモードにしてライバルチェックをしましょう。
そもそも個人ブログが上位表示が狙えるキーワードなのか確認します。
狙っているキーワードで上位表示されているのが個人ブログなどの場合は、上位表示されているページを個別にチェックしていきます。
1つ1つのステップについて詳しく解説していきます。
STEP1:シークレットモードにする
なんでシークレットモードにするの?

シークレットモードにしないと、あなたの検索履歴などから普段たくさんアクセスしているサイトやブログを上位に表示してしまいます。
つまり、自分のブログに何度もアクセスしている場合、あなたのウェブブラウザでのみあなたのブログが上位に表示されてしまうことがあります。
なので、必ずシークレットモードにしてからライバルチェックをしましょう。
シークレットモードは、Google Chromeを起動して
Windows:Ctrl+Shift+N
Mac:Shift+Command⌘+N
で開くことができます。
Chromeのホーム画面から開く場合は、ホーム画面の右上をクリックすると『新しいシークレットウィンドウ』という項目が出てくるのでクリックしてください。

シークレットウィンドウが開きます↓

STEP2:上位表示されているサイトのレベルをチェックする
まずは、狙っているキーワードで上位表示されているサイトの概要をチェックします。
おおよそのレベル分けは以下を参考にしてください↓
レベル | 上位表示 | サイトのジャンル |
---|---|---|
5 | 不可 | 国や地方自治体の公的なサイト・企業などの公式サイト |
4 | 不可 | 企業が運営している大規模メディア・キュレーションサイト |
3 | 難易度高 | 特化型ブログ(個人運営含む) |
2 | 難易度中 | 個人ブログ(独自ドメイン) |
1 | 難易度低 | 無料ブログ・Yahoo!知恵袋などの検索サイト |
レベル5、レベル4のサイトが上位表示されている場合には、基本的に個人ブログが上位表示するのは不可能です。
この場合はそのキーワードで狙うのは潔く諦めましょう。
レベル3のブログやサイトが上位表示されている場合は、ブログやサイトの規模感にもよりますが、あなたのブログが雑記ブログや立ち上げたばかりのブログの場合は基本的に勝てません。
同ジャンルの記事が500記事〜1000記事以上投稿されている場合は、そのキーワードで狙うのは諦めた方がいいです。
レベル2の個人ブログが上位表示されている場合は、その記事の内容によっては上位表示できる可能性があります。
STEP3で詳しく個別のライバルチェックの方法を解説しています。
レベル1の無料ブログや検索サイトが上位表示されている場合は、基本的には狙い目のキーワードです。
そのキーワードで上位表示を狙っていきましょう。
具体例
『ダイエット 食事』と検索した場合、検索結果の1ページ目はこんな感じで表示されます↓

ほとんどが大手企業が運営している大規模メディアだね

こういう大規模メディアに個人ブログが戦いを挑んでも絶対に負けるので、このキーワードでは戦えないということになります。
このような場合は、そのキーワードで記事を書いても上位表示できないので、潔く諦めましょう。
特殊なケース
また、たとえレベル2の個人運営のブログであっても特殊なケースがあります。
それは、中古ドメインを使っているブログです。
一見個人で運営していて勝てそうだな!と感じますが、実際はドメインパワーがめちゃくちゃ強いので太刀打ちできないパターンがあります。
中古ドメインを判断するのは難しいですが、ドメイン名に注目してみてください。
- 地方自治体の名前
- 映画やドラマの名前
みたいなドメイン名がついている場合は、中古ドメインの可能性があります。
例えば、映画の公式サイトにしていたけどもう使わなくなったという場合、Wikipediaや別の大手メディアからたくさんの被リンクをもらっているため、高い値段でドメインを販売することがあります。
中古ドメインの場合で、さらに過去にものすごい数の被リンクをもらっているサイト・ブログの場合は、たとえ個人運営でそんなに記事数がないという場合でも上位表示されているケースがあります。

2位以下のブログはめっちゃ強そうな特化型ブログや企業運営のサイトなのに、ショボそうな個人ブログが1位に表示されてる時は中古ドメインを疑いましょう!
STEP3:個別にライバルチェックする
STEP2で上位表示されているブログやサイトがレベル2の個人ブログだった場合、個別にライバルチェックを行いましょう。
個別にライバルチェックをするときに、チェックすべきポイントは以下の4つです↓
- タイトルにキーワードが入っているか
- 検索意図を満たした記事になっているか?
- 記事のわかりやすさ・内容の濃さ
- 情報が新しいか?
1.タイトルや見出しにキーワードが入っているかチェックする
まずは、タイトルに狙っているキーワードが入っているかチェックしてみましょう。
例えば、『吹奏楽 サックス 役割』と検索してみました↓

『吹奏楽』『サックス』『役割』の3つのキーワード全てがタイトルに入っている記事はありませんね。
この場合は、『吹奏楽 サックス 役割』という3つのキーワードがタイトルに入っている記事を投稿すれば上位表示できる可能性が高いです。
また、タイトルと同様、見出しにも狙っているキーワードが入っているかどうか確認しましょう。
ただし、上位表示されている記事のドメインパワーが強い場合は、必ずしもタイトルにキーワードが全て入っていなくても上位表示できるケースもあります。
2.検索意図を満たした記事になっているかチェックする
次に、ライバルの記事が検索ユーザーの検索意図を満たした記事になっているのかチェックします。
ということです。
実際にライバルの記事を見て、
そのキーワードで検索してきた人がクリックしたら、問題を解決できるか?
という部分は必ずチェックしましょう。
もし検索意図を満たせていない記事内容だった場合は、検索意図を満たす記事を作成することで上位表示を狙える可能性があります。
例えば、『赤ちゃん 泣き止ませる コツ』というキーワードで上位表示している記事に、赤ちゃんを泣き止ませるコツが一切書いていない、というイメージですね。(かなり極端ですが笑)
ここで、あなたが赤ちゃんを泣き止ませるコツを詳しく書いた記事を投稿すれば、検索ユーザーにとって価値の高い記事と判断され、上位表示される可能性が高くなります。
検索意図を満たす記事の書き方については、こちらの記事も参考にして見てくださいね↓
3.記事のわかりやすさ・内容の濃さをチェックする
次に、ライバルの記事のわかりやすさ、内容の濃さをチェックしましょう。
検索意図を満たした記事が書けていたとしても、記事がわかりにくかったり、内容が薄かたりした場合には、ライバルよりもわかりやすく内容の濃い記事を書くことで上位表示できる可能性が高くなります。
- 見出しは適切に使われているか
- 表などを使ってわかりやすくレイアウトされているか
- 検索ユーザーがプラスαで知りたい情報が書かれているか
- 文字数は何文字くらいか
- オリジナル画像は使われているか
などの項目をチェックしてみましょう。
例えば、文章のみで表などが全く使われていない場合、表を使ってわかりやすい記事にした方が上位表示できる可能性が高くなります。
4.情報が新しいかチェックする
最後に、情報が新しいかどうかチェックしましょう。
ブログ記事の『更新日』をチェックします。
投稿日が古くても、頻繁に更新されているブログは情報が新しく更新されている可能性が高いです。
反対に、全然更新されていないブログの場合は、情報が古くなっているため、新しい正しい情報を書いた記事を投稿することで上位表示できる可能性が高くなります。
まとめ
今回の記事では、ブログのライバルチェックの具体的なやり方について解説しました!
- ブログのライバルチェックをしないと、上位表示できない無駄な記事を書いてしまうことになる可能性がある!
- ブログのライバルチェックはシークレットモードで行う
- 公的サイトや大規模メディアが上位表示されているときはそのキーワードは狙えない
- 個人ブログが上位表示されているときは、タイトルにキーワードが入っているか、記事の内容はわかりやすいかなどを確認する
正しくライバルチェックができていないと、書いても無駄な記事を書くために、たくさんの時間を費やしてしまうことになります。

より少ない労力で上位表示させるためには、ライバルチェックを抜かりなく行いましょう!
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