このページにたどり着いたあなたは、
ブログでペルソナ設定が大事って見たけど、実際にどうやったら良いの?
と思って検索してきたのではないでしょうか。
ペルソナ設定は記事作成する際に超重要です!
ペルソナ設定がきちんとできていないと、検索ユーザーの満足する記事を書くことはできません。
ということにも直結します。
検索結果で上位表示できなければ、アクセスも集まりませんし、お金を稼ぐことができません。
今回の記事では、ブログ記事を書く際のペルソナの作り方について、具体例を交えながら詳しく解説していきます!
ペルソナとは?
ペルソナとは、マーケティング用語の1つです。
商品やサービスを作る際に、
という仮定を立てます。
その時に、商品やサービスを訴求したいターゲットの
などなど、細かい情報を設定していきます。
このように細かい設定をすることで、よりユーザーに刺さる商品を作ったり、広告を作ったりすることができます。
逆に、このペルソナ設定がきちんとできていないと、ターゲットユーザーがボヤけてしまい、
- 結局誰にも商品・サービスが刺さらない
- 誰の目にも留まらない広告になってしまう
など、結果的に商品やサービスが売れないまま終わってしまいます。
ブログにおけるペルソナ設定
ブログにおけるペルソナ設定は、マーケティングにおけるペルソナの定義とはちょっとズレてしまいますが、
という、読者のターゲットを決めることになります。
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え、それだけ?
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ペルソナって聞くと難しく感じるかもしれないけど、本質は『この記事を読む読者はどんな人なのか』というところです。
ブログにおけるペルソナの作り方
では、ここからは具体的にどうやってペルソナを作っていけば良いのか?ブログにおけるペルソナの作り方について解説していきます!
ペルソナ設定のやり方について詳しくは、こちらの動画でも解説しています↓
まずはペルソナを作る流れをざっくり提示します↓
- メインキーワードを決める
- メインキーワードから予測できる検索意図を仮定する
- 検索意図を仮定したら、複合キーワードを見つける
- 検索意図に沿った記事を書く
以上になります。
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なんか難しそう・・・
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言葉だけ見ると難しそうに見えますが、実際にやってみると簡単です!
STEP1.メインキーワードを決める
まずは、メインキーワードを決めます。
キーワード選定の領域になるのでここでは詳しく解説しませんが、
になります。
個人ブログでは1語キーワードで上位表示を狙うことは難しいため、2語キーワード、もしくは3語キーワードをメインキーワードにすることをおすすめします。
STEP2.メインキーワードから予測できる検索意図を仮定する
次に、メインキーワードから予測できる検索意図を仮定します。
この部分は記事を書くうえで1番重要なので、手を抜かずにやっていきましょう。
具体例1
くせ毛 原因
というキーワードをメインキーワードにした場合、『くせ毛 原因』で検索してくる人の検索意図はどんなものがあるでしょうか?
「自分がくせ毛で悩んでいるから原因が知りたい」
という検索意図が最も多いと思います。
しかし中には、
「自分の子供(もしくはパートナーなど)がくせ毛で悩んでいるからその原因を知りたい」
という人もいるかもしれませんね。
検索意図が読み取れないときは、Yahoo!知恵袋などで『くせ毛 原因』と調べてみましょう。
リアルな悩みが投稿されているので、どんな人が『くせ毛 原因』というキーワードで調べているのか?その検索意図を予測することができます。
具体例2
結婚式 白いドレス 子供
というキーワードをメインキーワードにした場合は、どんな検索意図で検索してきているでしょうか?
この場合、検索ユーザーの検索意図は2つに分かれることが予想されます。
1つ目は、
「結婚式に(親戚や友人の)子供が白いドレスを着てきたけど、白って非常識じゃない!?」
という、白いドレスを着てこられた側の検索意図。
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これは私の実体験です(笑)
2つ目は、
「結婚式に白いドレスってOKかな?まあ子供だしOKでしょ!一応調べてみるか」
という、白いドレスを子供に着せようとしている親の検索意図。
このように、検索ユーザーの立場そのものが違うケースもあるので、検索意図を明らかにするのは非常に大切です。
STEP3.検索意図を仮定したら複合キーワードを見つける
STEP2で検索意図を仮定したら、検索意図とマッチする複合キーワードを見つけます。
検索意図にマッチする複合キーワードをタイトルに入れることで、『この記事ではあなたの知りたいことが書かれていますよ』ということを検索ユーザーにアピールすることができます。
検索意図とマッチしていれば、検索ユーザーが記事をクリックする確率(CTR)が高くなります。
STEP1で決めたメインキーワードをGoogleの検索窓に入力したり、『ラッコキーワード』などの関連キーワード取得ツールでサジェストキーワードや関連キーワードを確認します。
STEP2で仮定した検索意図とマッチするサジェストキーワードや関連キーワードをピックアップしましょう。
具体例1
メインキーワード:くせ毛 原因
検索意図:自分がくせ毛で悩んでいて原因を知りたい
メインキーワードの『くせ毛 原因』のサジェストキーワードや関連キーワードを確認してみます。
実際に確認してみると、『生まれつき』『ストレス』『改善』などのキーワードが見つかりました↓
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自分自身がくせ毛で悩んでいる場合は、これらのキーワードも気になる内容ですよね。
検索意図とマッチするキーワードはタイトルに入れたり、見出しとして本文中で使用するようにします。
また、『男』『思春期』など、性別や年齢に関するキーワードも見つかりました↓
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このように、性別や年齢などのキーワードが見つかった場合、検索意図をかなり絞ることができます。
上記のような区分がある場合で、その区分するキーワードを使う場合は、STEP2に戻って検索意図をもう一度仮定し直してください。
このような区分キーワードをタイトルや見出し、本文に入れれば、より検索ユーザーを絞ることができるので上位表示しやすくなります。
具体例2
メインキーワード:結婚式 白いドレス 子供
検索意図:結婚式に白いドレスを着てこられたけど非常識じゃないの?(と思っている新婦)
メインキーワードの『結婚式 白いドレス 子供』ではこれ以上のサジェストキーワードが出てこなかったので、『結婚式 白いドレス』のサジェストキーワードや関連キーワードを確認してみました。
実際に確認してみると、『嫌がらせ』『非常識』などのキーワードがありました↓
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白いドレスを着てこられた新婦の検索意図には「もしかして嫌がらせ?」「非常識じゃないの!?」という疑問も含まれていると予想できますから、これらのキーワードをタイトルや本文中に入れるのは適切だと判断できます。
STEP4.検索意図に沿った記事を書く
最後のSTEP4では、検索意図に沿った記事を書いていきましょう。
STEP1〜STEP3までに検索意図、さらにはその検索意図にマッチする複合キーワードをピックアップしたので、メインキーワードや複合キーワードを見出しに使って記事を作成します。
このとき意識すべきなのは、
です。
具体例1
メインキーワード:くせ毛 原因
複合キーワード:生まれつき、ストレス、改善
検索意図:自分がくせ毛で悩んでいて原因を知りたい
上記のメインキーワード、複合キーワードで記事を書く場合は、
- くせ毛になる原因について明らかにする
- くせ毛の原因は生まれつきなのか?について明らかにする
- くせ毛の原因がストレスの可能性はあるのか?明らかにする
- くせ毛の原因を改善する具体的な方法
などを記事本文に書いていきます。
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検索ユーザーの疑問を解決できなければ、質の高い記事にはならないので上位表示もできません!
具体例2
メインキーワード:結婚式 白いドレス 子供
複合キーワード:嫌がらせ、非常識
検索意図:結婚式に白いドレスを着てこられたけど非常識じゃないの?(と思っている新婦)
上記のメインキーワード、複合キーワードで記事を書く場合は、
- 結婚式に子供に白いドレスを着せるのはそもそもOKなの?
- 白いドレスを着せる親って非常識じゃないの?
- もしかして白いドレスを着せるのは嫌がらせ?
- 新婦の苛立ちに対する共感意見・実体験
などを記事本文に書いていきます。
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そもそも具体的な解決策などがない記事の場合は、『共感意見』や『実体験』を書くと、より読者のニーズに応えた記事にすることができますよ!
ペルソナが間違っていないか確認する方法
ここまで解説した通りにペルソナを作って記事を作成したら、答え合わせをしましょう!
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答え合わせをしないと、実際に自分のペルソナの作り方が合っているのかどうかわからないままになってしまいます
ペルソナ設定の精度を上げるためにも、必ず答え合わせをしてくださいね。
答え合わせをするには、以下の3つの項目を確認します↓
- 検索順位
- クリック率(CTR)
- 平均滞在時間
3つのうち1つを確認するのではなく、必ず3つそれぞれを確認して問題がないかチェックしましょう。
記事をアップして1〜2週間程度ではすぐに判断することはできません。
3ヶ月くらいは様子を見てから検証するようにしましょう。
1.検索順位を確認
まずは、検索順位を確認します。
サーチコンソールで狙っているキーワードを入力すると、その記事で今何位なのか確認することができます。
![](https://saki01.com/wp-content/uploads/2020/09/スクリーンショット-2020-09-16-14.13.14-1024x607.png)
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検索順位が1位であればGOOD。
2位〜5位で上位表示されている場合には、まあまあ良いですが改善の余地ありです。
検索順位が高いということは、そのキーワードで検索してきている検索ユーザーのニーズに応えられているという指標になります。
これが、10位以下などの場合には、もっと検索ユーザーの意図を汲み取って内容を濃くしたり、キーワードが適切に入れられているかなどを確認する必要があります。
2.クリック率(CTR)を確認
次に、クリック率を確認します。
クリック率もサーチコンソールから確認できます。
![](https://saki01.com/wp-content/uploads/2020/09/スクリーンショット-2020-09-16-14.14.51-1024x574.png)
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クリック率が低いということは、検索ユーザーの検索意図とマッチしたタイトルがつけられていない可能性があります。
クリック率(CTR)の目安
![](https://saki01.com/wp-content/uploads/2020/09/ctr_img01.gif)
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検索順位 | CTRの目安 |
---|---|
1位 | 21%以上 |
2位 | 10.4%以上 |
3位 | 7.5%以上 |
4位 | 4.6%以上 |
5位 | 3.4%以上 |
6位以下 | 2.5%〜1.5% |
目安よりもCTRが低い場合は、検索意図と異なるタイトルが付いている可能性があります。
具体例
メインキーワード:筋トレ 毎日 効果
複合キーワード:逆効果 やった
検索意図:筋トレを毎日しているけど効果が出ない
上記のようなペルソナを設定後、
【筋トレを毎日しても効果がない?】逆効果の可能性と実際にやった結果を公開
というタイトルをつけ、このキーワードに沿って記事を書いているとします。
しかし、実際に検索してくるユーザーの検索意図が、「まだ筋トレを毎日していないけど、毎日筋トレをする効果や継続するコツを知りたい」という検索意図だった場合は、
【筋トレを毎日する効果まとめ】継続するコツや初心者向けメニューを紹介
みたいなタイトルの記事の方がクリックしようと思えますよね。
クリック率(CTR)が低い場合はペルソナ設定(検索意図の仮定)が間違っている可能性があるので、検索意図の仮定をやり直して、タイトルや本文に書く内容を見直しましょう。
3.平均滞在時間を確認
最後に、Googleアナリティクスで記事の平均滞在時間を確認してみましょう。
対象のページを開いて『平均滞在時間』の項目を確認します。
![](https://saki01.com/wp-content/uploads/2020/09/スクリーンショット-2020-09-16-14.21.44-1024x544.jpg)
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平均滞在時間が短い=ペルソナが合っていない可能性があります。
反対に、平均滞在時間が長いということは、検索ユーザーの検索意図にマッチした記事が書けているということなので、ペルソナ設定は正解ということになります。
平均滞在時間の目安
記事の文字数などにもよりますが、人が1分間で読める文字数は400〜600文字と言われているので、ざっくり計算して4000文字〜6000文字の記事を読んだら10分間はかかることになります。
しかし、そんなにじっくり読む人はなかなかいませんから、おおよそ3分以上読まれていればOKと考えましょう。
反対に、滞在時間が1分以下という場合は、いざクリックしたけれど求めている情報が書いていなかったという可能性が高いです。
この場合は、ペルソナ設定が間違っていて、検索意図と異なる記事内容になっている可能性があるので、記事内容の改善をする必要があります。
ただし、アナリティクスの平均滞在時間に関しては計測の仕方が『次のページを閲覧するまでの平均時間』ということになっているので、直帰した場合の滞在時間は含まれません。
そのため、『正確性に欠ける』という意見もあるので、あくまで参考程度に判断すると良いと思います。
まとめ
今回の記事では、ブログを書く際のペルソナの作り方について解説しました。
- ペルソナ設定は『この記事を読む読者がどんな人なのか』予測して仮定すること
- 検索ユーザーの検索意図を仮定する※最重要
- 検索意図にマッチした複合キーワードを見つけて、タイトルや本文に入れる
- 検索ユーザーのニーズに応える(疑問を解決する)記事を書く
- ペルソナ設定が合っているか確認して改善しましょう
ブログのペルソナ設定では、
というところを意識して記事を書けば、読者のニーズを満たすことができます。
この記事は稼げる・稼げないということよりも、「読者のためになる記事になっているか?」ということはいつも意識して記事作成をするようにしましょう。
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検索ユーザー(読者)の検索意図を汲み取ってペルソナ設定をすれば、自然と満足度の高い記事を書くことができ、上位表示することも可能になります!