アフィリエイトは「不労所得になる」と思っている人がいたら、それは間違いです。
アフィリエイトは厳密に言うと完全な不労所得にはなりません。
ただし、外注化することで、少ない労力で稼ぎ続けていくことは十分可能です。
今回の記事では、アフィリエイトが不労所得にならない理由や、外注化して少ない労力で稼ぎ続ける方法や仕組みについてまとめてみました!
- そもそも不労所得の定義とは?
- アフィリエイトが完全な不労所得にならない理由
- ブログを外注化しても不労所得にはできない理由
- 外注化して少ない労力で稼ぎ続ける方法
そもそも不労所得の定義とは?
そもそも不労所得の定義とは何なのか?についてですが、
のことです。
ブログやアフィリエイトは一部不労所得になり得る
この定義からすると、ブログやサイトアフィリエイトも一部は不労所得になり得ます。
例えば、私が本格的にブログを始める前に作ったブログで、10記事ちょっとくらいしか更新していないブログがあるのですが、
- アドセンス広告の収益が1000円〜2000円
- アフィリエイトの広告収益が1000円
くらいの収入が毎月入ってくるブログがあります。
もう全然手をつけていないブログなので、この毎月入ってくる合計2000円〜3000円の収益は不労所得と言えると思います。
だって、全然労働してないですからね。

年間にしたら36,000円です。不労所得でAirPods Proが買えちゃいます。
しかし、やはり手をつけていなければどんどん検索順位も下がってアクセスも少なくなりますし、その分収益も落ちていきます。
アフィリエイトが完全な不労所得にならない理由3つ
先ほど少し触れた通り、アフィリエイトやブログは一部、もしくは一時的に不労所得化することは可能です。
しかし、完全に不労所得として収入を得られるというわけではありません。
アフィリエイトが完全な不労所得にならない理由は、主に以下の3つ↓
- Googleアップデートがある
- 案件が停止される可能性がある
- 案件内容が変更される可能性がある
1.Googleアップデートがある
アフィリエイトが不労所得にならない理由の1つ目は、Googleアップデートがあるからです。
ブロガーやアフィリエイターにとって、このGoogleアップデートというのは不定期にやってくる予測不能な大地震みたいなものです。
Googleアップデートとは、Googleが不定期に検索エンジンのアルゴリズムを変更することです。
簡単に説明すると、検索結果の上位(1位とか2位とか)に表示するサイトやブログの『基準』を変更します。
この『基準』は非公表なので、ブロガーやアフィリエイターは手探りで『基準』に見合うようなブログ・サイト作りをしなくてはいけません。
Googleアップデートが起きると、昨日まで検索順位1位を獲得していたブログやサイトが一気に検索結果圏外に飛ばされる・・・なんてことも普通にあり得ます。
例えば、上位表示されていたブログ1つで月100万円稼げていても、次の日には収益0円になるなんてことが普通にあります。
恐ろしすぎますよね。
長い期間更新されていないブログは検索圏外になる可能性が高い
また、基本的にはGoogleアップデートが起きない場合でも、長い期間放置されているブログやサイトは徐々に検索順位が下がっていきます。
Googleは新しくて正確な情報を検索順位の上位に表示させる傾向があります。(これも正解かはわかりません)
そのため、定期的に新しい情報に更新されているブログやサイトが上位に表示されていくんですね。
ということは、ブログやサイトに手を加えずに放置していたら必然的に検索順位が下がり、ブログやサイトアフィリエイトで稼ぎ続けることはできないということになります。
2.案件が停止される可能性がある
アフィリエイトが不労所得にならない理由の2つ目は、案件が停止される可能性があるからです。
特に、『商標キーワード』を使って稼いでいる場合は、案件が停止された瞬間に収益が0円になります。
商標キーワードとは、アフィリエイトの商品名やサービス名をキーワードにすることを指します。
例えば、『プロアクティブ』という商品のアフィリエイトをする場合、
- 『プロアクティブ + 口コミ』
- 『プロアクティブ + 効果』
みたいなキーワードのことを商標キーワードと言います。
アフィリエイトで扱っている案件(商品・サービスなど)も、ずっとアフィリエイトできるわけではありません。
基本的には、ある程度地名度が上がったり、アフィリエイトを使って集客する必要がなくなった場合には、アフィリエイト案件が停止される可能性が高いです。
停止まで行かずとも、アフィリエイトの単価が下がるということもあります。
例えば、5月まで1成約3,000円の単価だったアフィリエイト案件が、6月から500円に単価が下がるということも普通にあります。
5月は100件の成約があり、30万円(3,000円×100件)の報酬をもらえた場合でも、6月は100件の成約があっても5万円(500円×100件)の報酬にしかなりません。
このように、案件が停止したり、単価が下がったりすることがあるので、アフィリエイトで突然稼げなくなるということがあります。
3.案件内容が変更される可能性がある
アフィリエイトが不労所得にならない理由の3つ目は、案件内容が変更される可能性があるからです。
アフィリエイトをするということは、そのアフィリエイト商品やサービスに関する記事を書いて稼ぐことになります。
例えば、
- 商品・サービスの料金
- 無料お試し期間
- 1袋に何粒サプリメントが入っているか
みたいなことも、訴求記事に書いているはずです。
しかし、アフィリエイト案件のサービス内容や、商品の概要は突然変更になる可能性があります。

先日もとあるアフィリエイト案件のサービス内容が変更になって、100記事以上ある訴求記事を全て書き直しました。
アフィリエイト案件のサービス内容や商品概要そのものが変更になった場合は、アフィリエイト案件について書いてある記事を全て訂正する必要があります。
もし訂正しなければ、規約違反になるので案件停止措置を取られてしまいます。(アフィリエイトすることを禁止されるということ)
このような理由から、アフィリエイトは不労所得にはなり得ないんですね。
必ず何かしらで作業する必要が出てきます。
アフィリエイトを外注化しても不労所得にはならない
でも、アフィリエイト記事を外注さんに書いてもらったら不労所得になるんじゃないの?

確かに、アフィリエイトの記事を外注さんに書いてもらえば労力は減りますが、不労所得とは言い難いです。
私自身も、自分の運営しているブログの記事を外注さんにお願いして書いてもらっています。
しかし、結局その記事のネタを探したり、タイトルをつけたりというのは自分で行う必要があるんですね。
外注さんがネタ選定したりタイトルをつけたりしてくれるわけではありません。
ネタ選定やタイトル選定も地味に時間がかかるので、その分労力がかかります。
仕組み化することは可能
ただし、できるだけ自分の労力を割かないように仕組み化することは可能です。
例えば、
- 記事を書くライターさん
- ライターさんが書いた記事をチェックして投稿する人
- 新しいライターさんを募集する人
- 新しいネタを探してタイトルや見出しを考える人
- これらの人全てを統括する人(マネージャー)
みたいな感じで、それぞれの役割分担を作れば、自分がやることは減ります。
リアルの会社みたいな感じですね。
会社でも、社員それぞれに役割分担(部署)があって、上司がいて、さらにその上に社長などの経営者がいるはずです。
あくまで経営者にしかなれない
しかし、いくら外注を雇っても、自分はあくまで『経営者』『社長』の立ち位置にしかなれないんですね。
株主になってるわけじゃないので、自分が運営をして経営を回していく必要があります。
最終的な決定権は社長や経営者にあるわけなので、社長が全然働かなかったら会社として機能せずに潰れちゃいますよね。
ブログやサイトアフィリエイトも外注で仕組み化することは可能ですが、最終的にはある程度自分が判断しなくてはいけないこと、やらなければならないことが出てきます。
これらは結局は『労働』になるので、不労所得とは言えないんですね。
少ない労力でアフィリエイトで稼ぎ続ける方法や仕組み
アフィリエイトは完全な不労所得にはなりませんが、少ない労力でアフィリエイトブログで稼ぎ続けることは可能です。
月収10万円くらいだったら、1ヶ月に3時間くらい労働するだけで稼ぐことは可能です。

実際に私もこの方法で稼ぎ続けています
実際にどんな方法や仕組みでアフィリエイトで稼ぎ続けているのか公開します。
ブログを仕組み化する前提として、自分で稼げるようになった経験が必須です。
自分の労力だけである程度稼げるようにならないと、仕組み化しようとしても失敗します。
基本的に私がやっている(やった)作業は以下の3つです↓
- マニュアルを作る
- ライターさんを雇う
- ネタ探し・タイトル決めなどを行う
1.マニュアルを作る
外注さんを雇う前に、まずはマニュアルを作成しました。
マニュアルを作ることで、新しい外注さんを雇った時に1から全部説明する手間が省けます。
マニュアル作成には時間がかかりますが、基本的には1回作成すればずっと使い回せるので、マニュアルは絶対に最初に作った方がいいです。
マニュアルの内容としては、以下のようなことを書きます↓
- 記事の書き方や禁止事項
- 入稿(納品)の仕方
- 記事装飾の方法
- アイキャッチ画像の作成方法
自分が実際に記事を書いている様子を動画で撮影して説明したり、ワードプレスの記事作成画面のキャプチャを撮影したりして、かなり丁寧に説明しています。
もし途中でわからないことが出てきても、マニュアルを見れば解決するようになっているので、いちいち連絡を取る必要がないのも楽です。
2.ライターさんを雇う
マニュアルを作成したら、クラウドワークスなどでライターさんを雇います。
報酬や契約内容はそのブログやサイトの内容によって変わると思いますが、
1記事作成ごとにどれくらいの収益が発生するか?
というところは意識して報酬を決めないと、外注費が完全に赤字になってしまいます。
基本的に後から報酬を下げることはできないので、支払う報酬は慎重に決めてください。
3.ネタ探し・タイトル決めなどを行う
ライターさんを雇うことができたら、ライターさんに書いてもらう記事のネタ探しやタイトル決めを行なって、記事を執筆してもらいます。
あとは、基本的に以下の4ステップを繰り返します。
1.外注さんが記事を書く
↓
2.確認して記事を投稿する
↓
3.ネタ探しをしてタイトルや見出しを決める
↓
4.外注さんに依頼する
もし外注さんが辞めてしまったら、また新しい外注ライターさんを雇うことの繰り返しです。
現在私はこんな感じで外注ライターさんに記事を書いてもらってブログを収益化し続けていますが、今いる外注さんを教育したり、すでに経験がある外注さんを雇ったりすれば、
- 記事を確認して投稿する人
- ネタ探しをしてタイトルや見出しを決める人
- 外注さんを新しく雇う、連絡を取るなど総合的に管理してくれる人
などの作業もやってもらえるようになるので、さらに自分の使う労力を少なくすることができます。
まとめ
今回の記事では、アフィリエイトが完全な不労所得にならない理由や、少ない労力で稼ぎ続ける方法や仕組みなどを解説しました!
アフィリエイトを100%不労所得化することはできませんが、外注さんを雇ってなるべく少ない労力で稼ぎ続けることは可能です。
自分で手を動かし続けることに疲れた人は、外注さんを雇ってブログやサイトを仕組み化することにシフトチェンジしてみてはいかがでしょうか?

ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね!
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