
BackWPupでバックアップは取ってるんだけど、いざバックアップから復元したくなったらどうしたらいいの?
BackWPupというワードプレスのプラグインを利用すれば、自動でバックアップを取得することができます。
しかし、いざ取得したバックアップを使って復元作業・・・となると、一体全体どうしたらいいかわからないって方が多いと思います。
今回は、BackWPupでエックスサーバーに保存されたバックアップファイルを復元させる方法について解説していきます。
【必読】バックアップから復元する際の注意点
バックアップから復元する方法は、こちらの動画でも詳しく解説しています!
- サーバー内をいじるのは慎重に(自信がない場合は人にお願いしましょう)
- どこを、どういじったのか把握しておきましょう
- 今回紹介する方法は全ての復元方法に当てはまるわけではありません
1.サーバー内をいじるのは慎重に(自信がない場合は人にお願いしましょう)
バックアップからワードプレスの状態を復元させるためには、サーバー内をいじる必要があります。
間違ってデータを削除してしまったり、不用意にデータをアップロードすると、最悪の場合はワードプレスを元の状態に戻すことができなくなってしまいます。
そのため、もし自分でサーバー内をいじって復元することに自信がない場合は、前半で紹介する
の部分だけを行って、復元については専門の方にお願いするようにしてください。
ココナラやクラウドワークスで、ワードプレスの復元を行っている方を見つけることができます。
ワードプレスがお釈迦になってからでは遅いので、自信がない方は必ずプロの方にお願いするようにしましょう。
2.どこを、どういじったのか把握しておきましょう

ワードプレスの表示がおかしくなった!

画面が真っ白になった!
みたいになると、パニックになってすぐに色々試したくなる気持ちはわかります。
しかし、余計なところまでいじってしまうと、かえって復元作業が難航します。
画面の表示がおかしくなった場合は、まずは自分が
- どこを
- どのように
いじったのか、メモしておくようにしましょう。
例えば、初心者の方でよくありがちなのが、Googleアドセンスやアナリティクスに追加するために、ヘッダーの中をいじってしまうことです。
ヘッダー内を削除してしまったり、表示が変になってしまった場合には、テーマを復元させることで解決することができます。
なぜ画面がおかしくなってしまったのか?原因がわからなければ、復元作業は難しくなります。
色々といじってしまう前に、まずは『どこを、どのように』いじったのか把握しておきましょう。
1日待てば元通りになる可能性もある
それから、
- ワードプレスのバージョンアップ
- テーマのバージョンアップ
などで、一時的に画面表示がおかしくなることがあります。

どこもいじっていないのに、何か表示がおかしい!
っていう場合には、ワードプレスやテーマ側の問題であることもあるので、その場合は半日〜1日程度そのままにしておきましょう。
翌日には普通の表示に戻っていることもあります。
サーバーがおかしい可能性もある
私は今までエックスサーバーを使っていて、経験したことはありませんが、サーバーによってはサーバー側で問題が起きて、ワードプレスが表示されなくなるなどの不具合が起きている可能性もあります。
自分が何もいじっていないのに表示がおかしいという場合は、契約しているサーバーに問い合わせてみてください。
3.全ての復元方法に当てはまるわけではありません
最後に、今回紹介する復元方法は、
全ての復元方法に当てはまるわけではありません。
あなたがいじってしまった場所によっては、復元方法が異なる場合があります。
いじってしまった場所によって、アップロード・削除しなくてはいけないファイルやデータは異なるので、その点はご了承ください。
BackWPupのバックアップファイルをローカルにコピー(保存)する方法
バックアップからワードプレスを復元する前に、まずはバックアップしておいたファイルをローカル(自分のパソコン)にコピー(保存)する必要があります。
今回は、以下の条件でバックアップファイルをローカルに保存する方法を解説していきます。
サーバー | エックスサーバー |
FTPソフト | FileZilla |
バックアップ方法 | BackWPupでサーバー内にファイルを保存 |
FileZillaをサーバーに接続する方法については、こちらの記事を参考にしてください↓
FTPソフトをサーバーに接続したら、BackWPupでバックアップしたファイルを探します。
基本的には、以下の方法で見つけることができるはずです。
もし見つからない場合は、別のフォルダに入っている可能性があるので、色々と探してみてください。
サーバーの中から、復元したいワードプレスのドメインを選択します。

『public_html』を選択します。

『wp-content』を選択します。

『uploads』を選択します。

BackWPupで作成したバックアップフォルダが表示されます。
この中で、復元に使うバックアップフォルダを開きます。
今回は、『ファイルのバックアップ』からフォルダを開いていきます。

バックアップフォルダの中から、自分が復元したいファイルを選択します。
例えば、ワードプレスの表示がおかしくなったのが1月17日であれば、その直前のバックアップファイル(この場合は1月15日のファイル)を選択してください。

復元したいファイルを選択したら、そのファイルをドラック&ドロップしてローカル(自分のPC)にコピーします。
まずは、自分のPCの中で保存したい場所を開いてください。

ファイルを選択して、左側にドラック&ドロップすると、ローカルにコピーされます。

自分のローカルフォルダから、バックアップファイルの中身を確認します。
圧縮された状態なので、解凍してフォルダの状態にしてください。

フォルダの中身を開いて、データがあるか確認してください。

このあと、このデータを使ってワードプレスを復元する作業について解説しますが、自信がない方はここまでで終わらせておきましょう!
バックアップファイルを使ってワードプレスを復元させる方法
今回は、
という前提条件で、ワードプレスを復元する方法について解説していきます。
元々はこんな表示だったワードプレス(テーマはCocoonを使用)が↓

ヘッダーをいじってこんな表示になってしまったと仮定します↓

バックアップからワードプレスを復元させるために、まずはどのデータを使用するべきなのか把握する必要があります。
今回は、テーマ内をいじってしまったので、『テーマのバックアップファイル』を利用することで、復元することができます。
テーマ以外の場所をいじってしまった場合は別のデータが必要になるので、その点は注意してください。
先ほどローカルにコピーしたバックアップファイルの中から、テーマファイルを探します。
テーマファイルの場合は、『wp-content』をクリック↓

『themes』をクリック↓

自分が復元したいテーマのファイルが、今回使用するテーマファイルになります。

テーマファイルを見つけたら、わかりやすいようにFTPソフトにドラック&ドロップして移動させておきましょう。(左側のローカル内に移動してください)
この作業はやってもやらなくてもOKです。

今回は、テーマをいじっておかしくしてしまったので、バックアップしたテーマファイルをサーバーにアップロードする必要があります。
その前に、データが重複してしまうので、もともとサーバー内にあるテーマファイルを見つけて削除します。
サーバー側の右上の青い矢印をクリックすると、前の画面に戻ることができます。
今回はテーマファイルが入っている『wp-contents』の画面まで戻ります。

今回はテーマファイルを探すので、『themes』をクリックします↓

この中から、Cocoonのテーマファイルを見つけます↓

今回は、バックアップしたCocoonのテーマファイルを復元させるので、サーバー内にあるCocoonのテーマファイルは削除します。
テーマファイルを選択したら、右クリックでメニューが開くので、『削除』をクリックします。
削除しないまま同じデータファイルをアップロードしてしまうと不具合が起きる可能性があるので、必ず削除してからアップロードするようにしましょう。

サーバー内のテーマファイルを削除したら、先ほどローカルで見つけたCocoonのテーマファイルをドラック&ドロップして、サーバー内にアップロードします。
この時、別のテーマファイルの中にアップロードしないように、空白のところにドラック&ドロップするようにしてください↓

復元に必要なデータをアップロードすることができたら、ワードプレスは元に戻っているはずです。
まとめ:自信がない時は他の人にお願いしよう
今回は、BackWPupでバックアップしたファイルを使って、ワードプレスを復元させる方法について解説しました。
あくまでこれは復元の一例なので、全ての復元方法に当てはまるわけではありません。
また、使用しているサーバー、FTPソフトによっても表示が違う可能性があるので、何度も言いますが
ココナラなどで探せば、数千円で復元作業をしてくれる人が見つかります。
テーマの復元方法に関しては今回解説した方法でできるはずなので、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください!
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