【前と言ってることが違う】という指摘がおかしい理由について説いてみた

最近はめっきり友達と会うこともなくなった私ですが、以前は友達と会ったときなんかに

前と言ってること違くない?

という指摘をされて困惑したことがあります。

え?前と言ってることが違うって、当たり前じゃないの?

って感じでした。

たまに、5年くらい前の話を持ち出して

こう言ってたじゃん

とか言ってくる人は、もう頭おかしいんじゃないかと思ってます。

もちろん、事実をねじ曲げるってことじゃないですよ(笑)

ここで言うのは、自分の考え方とか価値観とかが前と『違う』と指摘されることについてです。

今回は、この『前と言ってることが違う』という指摘がおかしい件について説いていきたいと思います。

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「前と言ってることが違う」←当たり前

そもそもなんですけど、前と言ってることが違わない人って、この世にどれくらいいるんでしょうか。

極論を言うと、生まれたての赤ちゃんの頃から思考が一切変わっていない人なんていないですよね。

20歳になっても

オギャー!おっぱい飲みたい!オギャー!

ってなってる人はいないじゃないですか。

むしろ、

冷えたビールうめ〜

ってなってますよね。

もはや食の嗜好から変化していますよね。

つまり、人というのは環境や成長に応じて考えることや求めることが変わる生き物なんですよね。

これは至極当然です。

赤ちゃんの例は極端すぎましたが、高校生の時に考えていた「将来の夢」って、今叶いましたか?

統計をとったわけではないですが、おそらく9割くらいの人が高校生の時の将来の夢とは違った仕事をしていると思います。

  • 大学に行ったら将来の夢が変わったとか
  • 就活が思うようにいかなかったからとりあえず内定をもらった会社に就職したとか
  • そもそも価値観が変わりすぎて「なんでそんなことを将来の夢にしてたんだろう」って思ったりとか

理由は様々だと思いますが、人生ってそんなもんだと思います。

成長してれば考え方が変わる

でも、高校生なんてそりゃあ思考が未熟な段階なんだから、大人になったら考え変わるのは当たり前でしょ。
それよりも、大人になってからコロコロ考えが変わる人はおかしい!

とか反論してくる人がいますが、これもそもそもおかしいですよね。

20歳になったからっていきなり精神的に成熟するでしょうか?

20歳を過ぎてから一度も人生の過ちを犯している人はいないのでしょうか?

普通に人間なんだから、間違えることだってありますよね。

自分まだまだだなって感じることだってあるはずです。

つまり、成長し続けていれば、考え方が変わるのは当たり前なんです。

むしろ、考え方が変わらない人は、その時から全く成長していないのと一緒です。

日本の大人は勉強”しなさすぎ”

そもそも、この「この前と言ってること違うじゃん」的な発言をする人の根本的な問題って、

勉強してない

ってことだと思います。

日本人の大人は、基本的に勉強”しなさすぎ”です。

日本人の大人は、先進国で1番勉強時間が少ないという研究データもあるくらいです。

勉強しないってことは、明らかに

インプットが足りない

ってことです。

本を読んだり、自分よりも圧倒的に成功している人と会って話を聞いてみたりすれば、価値観って結構変わります。

「この前と言ってること違うじゃん」発言をする人って、自分が勉強したり知識をインプットしたりしていないから、この間会った時と言ってることが違うってなると、過剰反応するんだと思います。

自分が勉強をして「価値観が変わる」って体験をしていないので、当然ですよね。

人生に一貫性なんて必要ない

でも、考えが変わるなんて、一貫性がないってことじゃない?
自分の考えブレすぎでしょ

確かに、人の考えを聞いてすぐに

私もそう思います!

とかなってる人は、自分の軸がないというか、ブレてるなって思います。

でも、ぶっちゃけ

人生に一貫性なんて必要ない

って思います。

一貫性を持っていて、なんの得があるんでしょうか。

そもそも、自分の思考云々以前に、社会が目まぐるしく変化しています。

今当たり前に使っているスマートフォンだって、10年前はほとんど普及していませんでした。

それが、今やスマートフォンを持っていない人の方が

まだガラケー使ってんの?w

なんて馬鹿にされる時代です。

10年前に「スマートフォンなんて流行らないよ」って言ってた人がいて、その人は一貫性を持っていまだにガラケーを使っているでしょうか?

多分スマホ持ってますよね?(笑)

これだけ変化が激しい社会の中で、一貫性を持っていてもそんなのはすぐに崩れます。

人間が種として生き残ってくることができたのも、環境に適応してきたからです。

あなたが今生きているのも、ご先祖様が社会に適応してきたおかげです。

自分の周りの環境が変われば、価値観が変わることは当たり前ってことです。

よく考えないで考えを口にする人は論外

ここまで、「前と言ってること違う」って指摘をしてくる人ディスみたいになってしまいましたが、1つだけ例外があります。

それは、

よく考えないで思ったことを口にする人

です。

こういうタイプの人は、勉強して価値観が変わったからとかではなく、

  • ただその場で思ったことを口に出した
  • 人から聞いたことやテレビの情報を間に受けてる

みたいな、ただの思考停止人間です。

なぜ思考が変化したのか聞いてみればOK

ただの思考停止人間と、価値観が変わった人を見分ける方法としては、

「前は〇〇って言ってたけど、どうして△△って思うようになったの?」

と相手に聞いてみることをおすすめします。

後者の場合は、自分の考えがどんな成り行きで変わったのか、ある程度話せます。

(あまりにも古い発言の場合は昔のことを忘れてる可能性もありますが・・・笑)

どうしても

前と言ってること違うじゃん

ってツッコミたくなる人は、

相手の思考の変化に着目する

ってことをすると、結構面白いし勉強になりますよ。

まとめ

今回の記事では、「前と言ってること違う」という反論がおかしい件について説いてみました。

確かに自分の『軸』を持つことは大事ですが、考えや価値観が変わるのは当たり前のことです。

もし「前と言ってること違うじゃん」って指摘を受けた人は、その発言が本当に自分の考えていることなら問題ありません。

逆に、「前と言ってること違うじゃん」ってツッコミたくなる人は、自分の価値観が変わるような体験をしてみること(本を読む、新しい人に会う、旅に出るなど)をおすすめします。

そして、揚げ足取りよりも、なぜ相手の思考が変化したのか?という部分に着目して、相手から『学びを得る』ってことを大事にしてみてください。

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